日記洗脳

異常な数の副作用

 デンマークの研究者が、European Journal of Clinical Investigationという医学Journalにリサーチレターを発表しました。Wileyという出版社が発行しているImpact Factorが5.5のちゃんとしたJournalです。ちなみに他にもちゃんとしたJournalはたくさんありますが、それらにはまた違った調査結果も発表されていますので、念のため。その論文のタイトルですが、

Batch-dependent safety of the BNT162b2 mRNA COVID-19 vaccine (https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/eci.13998)

興味があったら、翻訳して読んでみてください。この論文が調査した結果が示しているのは、デンマークで接種された、いわゆるmRNAワクチンの内、30%がブラセボ(偽薬)でした。また、副作用が顕著に違う3種類のロットに分類されました。その図を引用して以下に貼り付けて置きます。そのうち、2種類(青と緑)はこれまでの治験中のワクチンとは比較にならないほどの副作用(Suspended adverse events)が報告されたということです。当然、「治験中」にみなさん「治験者」になったわけですから、文句は言えないのですが、本来でしたらば、これだけの副作用があれば、治験は即刻中止になるべき数です。ちなみに黄色はまったく副作用がなかったロットです。たぶん生理食塩水でしょう。喉元過ぎると熱さをすぐ忘れる私たち日本人ですが、この論文が示唆していることは何でしょう?これを忘れてしまうと、また同じ事が起きますね。忘れないように、もう一度、問います。「日本人は、ほとんどがマスクをして、ワクチン接種率が世界一、そして感染者数も世界一」。これらが同時に成り立つための解は何でしょう?