日記震災の記憶

海底火山

 7月5日の小惑星は来ませんでした。さて、次はいつ来るのでしょう? それはさておき、もしやこれがと思われたトカラ列島の群発地震が、むしろ不気味です。ここは、フィリピン海プレートの西側に当たり、このプレートに起因した海底火山がたくさんあるところです。有名なところでは、先にも書いた鬼界カルデラがあります。7300年前に大噴火を起こして、九州一帯が千年近く不毛の地になりました。このフィリピン海プレートの北に南海トラフがあります。そして、さらに北の伊豆半島で、太平洋プレートとぶつかっています。もともと伊豆半島は南の方にあった島?で、フィリピン海プレートの移動とともに、北側に移動して本州をぶつかりました。これらのことから、最近の群発地震が何を意味しているかは明白です。フィリピン海プレートの活動が活発化しています。小惑星は来ませんでしたが、南海トラフ地震には引き続き、要注意ということです。ちなみに、前回は1707年に東海から南海トラフにいたる超巨大地震が起きています。そして、その35日後に富士山が大噴火しました。備えあれば憂いなしと。