外国人
日本にも外国人が増えてきて、色々トラブルも増えてきました。それに対して、一般の日本人は迷惑だと思っているはずです。私も、郷に入っては郷に従え、が基本ではないかと思いますが、母国語で大きな声で喋りながら、自国のごとく、日本を観光している外国人をよく見るようになりました。日本に観光に来てくれるのはウエルカムです。お金をたくさん落としてくれれば、日本の経済にもちょっぴりプラスでしょう。観光地では、その収入で潤っているお店もあります。ですから、できるだけ許容してあげたいと、日本人なら思います。でも、人をひき逃げしたり、神社仏閣に落書きしたり、奈良の鹿を蹴飛ばしたり、商品を平気で盗んだり、食事が不味いと怒鳴ったり、ゴミを投げ捨てたりしています。日本人なら、子供の頃から悪いことだと教えられていて、普通の日本人なら故意には決してやらないこと、をしてしまう外国人が増えています。ほとんどの外国人観光客は、ちゃんとマナーを守っていると思いますが、ごく一部の心ない外国人のために、外国人観光客全体の印象が悪くなってしまいます。特に特定の国から来た外国人のトラブルが急増しています。
そんなマナーの悪い外国人はもう日本に来るな、と多くの日本人は思うでしょう。それに対して、日本人はフレンドリーではない、もっと許容すべきだ、日本のルールを知らないから仕方がない、などの言い訳が聞こえてきます。それを擁護する人たちもいます。それでは、同じようなことが他国では許容されているのか?キリスト教寺院で落書きをしても許されるのか?パンダに石を投げても許されるのか?そんなもの許されるはずはないでしょう。そもそも、日本人はそんなことしませんが、もし日本人が外国でそんなことをしたら、それこそメディアのネタにされて大々的に報道されて、貶められることくらいは容易にわかります。何もしていなくても、隙あらば、そのようなことに巻き込まれてしまいそうな国もあります。
ほとんどの日本人は、もめごともなく、みんな仲良く暮らしたいと思っている、と私は思っています。気配りという言葉があるように、普通の日本人は周りに気を使います。それが逆に疲れると思っている人もいるでしょう。知らない人も、初めて会うときにまさか拳銃を持っていると思う日本人は、ほとんどいないでしょう。いわゆる、性善説に基づき行動するのが日本人です。何度も書いていますが、縄文時代から1万年以上続く暮らしの中で、自ずと遺伝子化した本能のようなものだと思っています。でも、残念ながら、人類みな兄弟、仲良く手を繋いで、なんて言っているのは、日本人だけかもしれません。悪いことをしていると気が付いても、なかなかそれを指摘できないのも、いまの日本人です。大陸の人たちは、初めての人を見たら、まずは疑う、というのが、長い歴史の中で遺伝子に組み込まれているのかしれません。
でも、そのような外国人をただ嫌っていても、何にも解決しません。なぜ、そのような状況になってしまったのか、もっと根本的なところに踏み込まないとますます状況は悪化します。一人一人の外国人に対して、指摘していても、まったく効果はないでしょう。マナーの悪い外国人観光客が増えたのは最近のことです。円安で日本に来やすくなった?そんな単純な話ではなさそうです。スイス国民全員に配布されている「民間防衛」という冊子には、国家侵略の最終段階として、移民の大量流入と書かれています。最近起きているトラブルが、意図的に増やされてきたとしたらどうでしょう?世界に目を向ければ、アメリカそしてヨーロッパではすでに、不法移民問題が深刻化しています。いまはまだ外国人観光客程度の話であるものが、いずれアメリカやヨーロッパ並になるのも、十分考えられます。たとえば、ただ単に少子化に伴う労働力不足を補うための移民政策では終わらない話であることを、奇しくもすでにアメリカとヨーロッパで証明済みです。