趣味と勉強30分を2週間

30分を2週間

 高校までの授業は、一コマ50分、大学では90分のところが多いかと思います。ところが、人間の集中力は高々30分しか続かないようです。そうしますと、どの授業でも集中力は続きません。30分を超えたところではどうなるかというと、あとはだらだら状態になってしまうようです。大学の授業も30分おきに休憩を入れた方がよさそうですね。でも、私の担当する授業でもまだそのようにはしていません。パレートの法則というのがあります。これはいろいろなものに当てはまります。20%の社員が80%の社員を支えている。上位20%の業績が下位80%の業績に等しいとか。これから推測すると、一日8時間仕事するとして、たかだか2時間(正確には1.6時間)しか集中できないかもしれません。それ以外の時間はというと、単純作業(メイルやWebを見るなども含む)をしているか、だらだらと仕事をしているか、ぼーとしているか、思い当たる節はありませんか?メイルを処理して仕事をした気分になっているのも危ないですね。もしそうだとしたら、30分実のある仕事をして、30分休憩する、を繰り返した方が結果的に効率が良くなります。ただ、実際に実践するのは難しそうです。

 集中力が長く続かないのと同じく、ものごとを習慣化するのもむずかしいですね。習慣化するか否かの目安は、それを13回続けられるかどうかという統計的なデータがあるようです。これらのことから、一回30分のことが2週間続けられると習慣化することになります。うそかと思いつつ、実は私も1つ実践してみて、いま習慣化していることがあります。それは、地下鉄での読書です。私は毎日片道約30分地下鉄で通勤しています。幸いほぼ着席できるので、座りながらiPad miniでKindle本を読んでいます。このブログで紹介している内容もKindle本から吸収したものが多いです。最初は音でうるさい地下鉄の中で集中できないだろうと思っていたのですが、やってみると意外や驚くほど読書に集中することができました。読書中は周りの音やできごとがシャットアウトされ、気がつくと降りる駅までたどり着いています。最近は往復1時間の地下鉄読書が習慣になっており、逆に読書しないとなにか物足りなくなってしまいました。

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