人生について処世術について日本人再考自分の国は自分で守る

自分の国は自分で守る

 この当たり前の命題に、「自分の国は他人が守る」という人はおられるのでしょうか?たしかに他人が守っている国もあります。たとえば、バチカン市国です。バチカンは、スイスの傭兵が守っています。日本はいま誰が守っているのでしょうか?自衛隊、それともアメリカ軍?先日、バイデン大統領が来日した際に、羽田空港ではなく、横田基地を使いました.エアフォースワンが来るからと見学に行った人も大勢いたと聞いています。でも、国家元首は国賓として羽田空港から入国します。すると、バイデン大統領は国家元首扱いされなかったのか? いや、残念ながらそれとは真逆で、日本を独立国だと思っていないということでしょうね。これがアメリカの本音です。前にも書きましたが、国際連合は英語で、United Nationです。International Unionではありません。United Nationは本来、連合国です。連合国とは第二次世界大戦で勝利した国々を指します.日本は、いまだに敗戦国で、「敵国条項}という縛りがあり、連合国は敗戦国に何をしてもいいことになっています。そんな敗戦国が、常任理事国になれるのでしょうか?日本の常任理事国入りを支持するといわれて、しっぽを振っている日本の政治家。横田基地から入国したということが、「おまえたちの国はアメリカの属国だ」、というパフォーマンスに気づいた人はどの程度おられますか?

 そんなアメリカがいざとなったら日本を守るといわれても、奴隷を大事にするご主人はおられるのか?日本は、明治、大正、昭和と他国を侵略してきたから、日本は二度と軍事国家になってはいけないと、戦後教えられてきました。そのため、大学でも軍事研究は禁止されています。でも、軍事転用できる技術が他国にはダダ漏れ状態です。それはさておき、教えられてきた偽りの歴史の真実を、いますぐにでも日本人は知るべき時が来ています。さもないと、このまま属国の奴隷として生きる道を続けるしかありません。日本は日清戦争で朝鮮を侵略した。満州事変で満州を侵略した。南京で大虐殺をした。と他国は主張します。それを聞いて、日本人はたいへん申しわけないことをしたと思います。挙げ句の果てにはアメリカに戦争を仕掛けた。原爆を落とされても、悪いことをしたので仕方がないと思っています。歴史の教科書がそう書いているから、テレビでそう言っているからそれが事実だと思っています。でも、もし歴史の教科書がウソを書いている。テレビがウソを言っている。としたらどうしますか?そんなことあるわけないだろうと思いますね。でも仮にそうだとしたら、みなさんすでに洗脳されています。以前、イーロンマスクが、この世が仮想現実でない確率は数十億分の1であると言っていると書きましたが、もし仮にテレビがウソをついているとしたら、みなさんすでに仮想現実の世界に生きていることになります。コロナ、ワクチン、ウクライナ、地球温暖化、SDGs、グローバル化、男女共同参画、LGBTQ、など。ほとんどのみなさん、これらの情報はテレビ、新聞、SNSから得ています。

 最近、私はテレビも新聞もほとんど見ません。ウソばかり言っているのに気が付いたからです。そういっているあんたが洗脳されているのだろう、と思う人もたくさんいるでしょう。でも、真実を知ろうして、自分でいろいろ調べてみたことはありますか?私も3年ほど前までは、普通にテレビを見て、新聞を読んでいました。でも、とあるきっかけで読書を始めて、いろんなジャンルの本を読んでいるうちに、自ずと歴史に興味が移り、関連書籍を3年間で延べ百冊以上読みました。その結果、教えられてきた歴史がウソだらけであることに気が付きました。読書によって、洗脳状態から覚醒してしまいました。今の時代、受け身で情報を得ている人は、仮想現実の世界に住み着いてしまいます。日本人の90%(いや99%?)以上が仮想現実世界に住んでいるように、私には見えます。何かの割合とほぼ同じです。厚生労働省が5月11日付で発表した新規感染者数も、マスメディアは報道しません。よほど都合が悪いのでしょう。これら、みずから調べないとわからないわけです。ここで、上記の個々の事例に対して、それぞれコメントするつもりもありません。なぜならば、賛成でも反対でも、それぞれの主張が書かれた関連書籍を多角的に読んでいけば、自ずと真実は知り得るからです。受け身でテレビ、新聞やSNSの情報だけに依存していると、何が真実なのかわからず仕舞いです。

 日本が幕末、明治、大正、そして昭和初期の時代に、日本の隣では、イギリス、フランス、オランダ、プロシア(ドイツ)、ロシア、そしてアメリカが国盗り合戦をしていました。インドや東南アジアを支配して植民地にして、さらに中国大陸に進出したり、ロシア(1922年からソ連)がモンゴル・満州を占領して大連や旅順へ進出したり、それに誘発されて、日本も大陸に進出していったことは事実です。でも、日本だけが「悪いこと」をしていたのでしょうか?日本を守るためにやむを得ず軍事行動を起こしていたとしたら?植民地の原住民は、教育すら受けることができない、まさに奴隷でした。日露戦争に負けていたら、日本はロシアに占領されていたかもしれません。同じことが終戦直後に起こっていても不思議ではありませんでした。幸い、いま島国としての日本は存続しています。戦前、戦中、そして終戦直後、日本が占領されないように、必死で戦った人たちがいたことは、歴史から葬られています。というよりは、悪いことをした人たちだといわれています。日本が何度も侵略されかかった真実は歴史の教科書には書かれていません。「自分の国は自分で守る」のは当たり前なのに、アメリカが守ってくれていると勘違いしている日本人。サイレントインベージョンがまさにいま起きていることも気づかずに生きています。そんなことも知らずにいずれ死んでいく。それもある意味人生です。知らぬが仏ともいいます。知るとかえってつらくなるかもしれません。でもみなさんそれでいいのでしょうか?そんな人生、私は嫌です。