秋田探訪序章
例年、お盆休みに2泊3日で遺跡巡りをしていますが、今年もお盆そっちのけ?で、出かけました。忘れないうちにメモします。今年の主目的は、伊勢堂岱遺跡(いせどうたいいせき)を見に行くことになりました。たぶん、聞いたことはないだろうと思いますが、そこで発掘された板状土偶をネットで一目見て、これは見なければいけないと、衝動的に行き先を決めました。その場所は秋田県にあります。三内丸山遺跡と同じく、北海道・北東北の縄文遺跡群の一つとして、世界文化遺産に登録されました。遺跡のある場所は概して、町から離れた山の中などに多く、車を使えば全然問題ないのですが、電車移動が基本の私には電車の駅から徒歩、もしくはタクシーで行ける範囲内の遺跡に限られてしまいます。幸い、伊勢堂岱遺跡は秋田内陸縦貫鉄道の縄文小ヶ田駅から歩いて行けるところにありました。
さて、秋田ということもあり、東北・秋田新幹線でこまちに乗って行くのが一番速いのですが、昨年の旅行の際に、台風に直撃されて、初日遠野に行く予定の釜石線が運休してしまったことや、こまちは天候不順でよく止まったりしていたので、少し指向を変えて、宮城交通の高速バスで秋田に向かうことにして、予約しました。料金は5100円で、こまちの約半額です。時間は3時間半で、こまちだと2時間20分程度なので、1時間ちょぅっと長いくらいです。私は電車の車窓から景色をぼーっと見ているのが一番好きなので、バスも同じです。あまり早く秋田に着いても、外は暑いし、見るところにも逆に困ると思い、高速バスにしました。やはり、座席は狭くてあまり身動きは取れません。それでも、途中パーキングエリアで休憩するので、気にならないうちに秋田に着くだろうと思い乗りました。ところが、東北自動車道で栗原を過ぎた辺りで、ドライバーから、事故処理のため、一関と平泉の間が通行止めになっているとアナウンスされました。
天候に左右されることはないだろうと思い選択した高速バスですが、またしても通行止めという想定外のアクシデントに見舞われてしまいました。一関のひとつ手前のインターチェンジ(金成IC?)で一般道に降りた高速バスですが、その直後、すごい渋滞でのろのろ運転状態になり、お盆休みは空いているだろうと、安易な発想で望んだバス移動が、奈落の底状態になりました。その後、のろのろが約1時間半程度続いて、やっと平泉ICから高速道路に戻りました、その時に気が付いたのは、場所が平泉で、一般道は平泉観光の車で渋滞していたところに輪を掛けて、高速道路から降りたすべての通行車両が合流してしまったことが、のろのろの原因であると理解しました。その後はスムースに走り、やれやれ1時間半遅れで、秋田駅に到着しました。3時間半で着くところ、5時間近く過ぎていました。でも、ホテルのチェックインより少し早く着きそうなので、何をしようかと考えていましたから、その必要はなくなり、バスを降りてそのまま、宿泊先のドーミーインにチェックインしました。駅から歩いて5分くらいのところにありました。
ホテルは、江戸時代に秋田城主の佐竹氏が築城した久保田城のある千秋公園の近くにありました。知らずに来ていたのですが、お堀に植えられている蓮の花が満開になっていました,ちょうど「千秋蓮まつり」の最中でした。チェックインしたときはもう5時近くになっていたので、少し休憩してから、夕食を食べに出かけました。以前一度入ったことのある、稲庭うどんの佐藤養助秋田店に入って、天せいろを注文して食べました。写真は載せませんが、とにかく喉越しが良すぎて、二玉あったうどんが、つるつるあっという間に喉を越していきました。天麩羅を含めて、ものの10分くらいで食べ終えました。食事と合わせて、日本酒を飲んだりもしているのですが、基本、外で一人飲みはあまり得意ではありません。最近は、日本酒のお店で小瓶(1合、180ml)を2本ほど買って、おつまみを買って、ホテルの部屋で飲みながらくつろいでいます。そこで、秋田の地酒、鳥海山と浜小町の純米大吟醸を買い、おつまみにいぶりがっこチーズと、棒鱈の甘露煮のようなものを買ってホテルに戻りました。
部屋に戻ってすぐ飲んだわけではなく、ここがドーミーインにした理由ですが、温泉がありますので、温泉に入ってから、部屋でゆっくり楽しむことにして、温泉に入りました、泉質は全然見なかったのですが、少し茶色がかったヌメヌメしたお湯でした。バスではとんだハプニングでしたが、その後は温泉にも浸かり、地酒も飲んで、ほろ酔い状態の極楽気分で初日はあっという間に終わりました。全然本題まで届いていないのですが、話が長くなりましたので、続きは改めて書きます。


二日目の朝に撮った千秋公園の蓮の花