理解不能なこと
人間には理解不能なことがたくさんあります。たとえば、無限。これを理解することはできません。数学では、有限・無限を定義していますが、さっぱりわかりません。宇宙は無限である。と言われても、理解できません。逆に、宇宙は有限である、といわれると、それはわかったが、それではその先に何があるの?という疑問が生まれます。ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が、次から次へと宇宙の概念を根底から覆す発見をしています。140億光年先の初期銀河を発見したというニュースは、あれ宇宙はたしか、138億年前にビックバンにより誕生したのではないか、と理解している人たちの概念を破壊します。天文学の分野では、ビックバンが本当にあったのか否かという論議が始まっているようです。
宇宙の広さだけでなく、自分たち人間の構造も理解不能なことがたくさんあります。人間の遺伝子は二重らせん構造をしている、ということは理解できます。それではどうしてそのような構造になったのかを理解することはできますでしょうか?まして、二重らせん構造がほぐれて、別のらせん構造を再結合することで交配しながら、人類は進化した。といわれても、そんなメカニズムを、どうやって確立したのか理解できません。さらにはそんな小さな構造体に、人間の体を構成するすべての情報が入っていることなど、理解できません。そんな自己を自分では認識しますが、どうして認識できるのかは理解できません。我思う故に我ありか。
他にもたくさんあります。うぐいすはどこで鳴き方を学んだのか。アゲハはどのようなメカニズムで、芋虫からサナギになって、成虫になるのか?そして、特定の植物だけにタマゴを産み付けるのか?それらが不思議だと思っているのは、私だけでしょうか?こうやって考えると、人間には「まだ」理解できないことがたくさんあるという結論に至ります。逆に言えば、いずれ理解出来るようになる、ということかと。百年後なのか千年後なのかはわかりませんが。そうすると、反重力やワームホールのようなものも絶対ないとは言い切れないでしょう。まして、宇宙人がいないということを証明することの方が難しいと、私は思います。
何でこんなことを急に書き始めたかと言えば、まだ都市伝説レベルの話かもしれませんが、最近知った、地底人がいる、ピラミッドの地下に深さ648mの巨大構造物がある、そして、プマプンク遺跡には精密に加工された巨石を使った先史文明があった。という話などから、現在より進んだ科学技術を持った先史文明があった、そのような技術があったが失ってしまった、そのような高度な技術を持った、いわゆる宇宙人が一時的に地球にいた、もしくは地底人が今でもいる、のいずれではないか思うようになりました。人類の起源にも関係しているのかもしれません。まだまだたくさんあります。未知のエネルギー、未知の通信技術、パラレルワールド、タイムマシーン、前世、来世、天国、地獄、八百万神、・・・。考えると、どこかの段階で思考が停止してしまうようなものが、まだまだたくさんあります。