喜多方
2日目は朝9時発の磐越西線に乗って、郡山からまずは喜多方に向かいました。目的はもちろん、喜多方ラーメンです。以前に一度だけ喜多方には行ったことがあります。3月下旬でしたが、線路脇には1mくらい雪が積もっていました。今回はうっすら程度に雪が降った後でした。出発の30分くらい前にはすでに乗車することができたので、私は着席することができましたが、その後、スキーボードを担いだ学生の集団が大量に乗り込んできて、あっという間に満員状態になりました。途中には猪苗代湖があり、そこに猪苗代スキー場があることから、みんなそこでスキーをするのでしょう。朝も早いし帰省客は少ないだろうという予想を、あっさりと裏切りました。磐越西線は猪苗代湖を迂回するように走ります。そして右手には磐梯山がそびえていました。雪が積もり、磐梯山のスキー場も姿を現していました。雪景色の磐梯山は必見です。歌にもあるように地元では宝の山なのでしょう。地元の人は毎日、この山を見ているわけです。地元を象徴するのが磐梯山なのでしょう。
会津駅で乗り換えて、喜多方に10時10分に到着しました。いかにも、ラーメン目当ての乗客も数人乗っていて、駅に到着とともに、早足で町中に向かっていました。喜多方のラーメンは珍しく朝からやっているお店がいくつかあり、私のお目当てはその内の一つで、いまや全国的に有名な坂内(ばんない)食堂の肉そばです。以前に一度来た時もたしかそこで食べましたが、あまり記憶に残っていません。喜多方駅から、それなりの距離があり、レトロ横丁商店街と名の付く通りを通って10分程度歩いたところにあります。ちなみに、通り名にあるように、喜多方にはレンガ造りや蔵などの古い建物がよく保存されていて、それらを見て歩くのも良いのですが、今回は時間の都合上、出来ませんでした。


横道に曲がって坂内食堂が見えた途端、お客さんの行列で一瞬たじろいでしまいましたが、これを食べるために来たわけですし、行列に並ぶことにしました。20人以上すでに並んでいました。年の暮れで客も少ないだろういう期待を軽く裏切りました。結構、地元の客が家族総出で来ているのが見られました。他はラーメンオタクの学生のような集団とか、やはり超有名店だけのことはあります。一方で、他にもたくさんラーメン店があるのですが、見る限り、誰も並んでおらず、来店する姿も見られません。これは地元としては、どうなのか、営業努力だから仕方がないのか、あまり余計なことは考えないことにして、約1時間ほど並んでやっと店内に入ることができ、中に入って肉そばを注文してからは、比較的すぐに持ってきました。思わず写真を撮ってから、食べ始めましたが、並んだ甲斐はあったと思えるほど、美味しかったです。値段も税込みで1150円とボリュームの割に格安ですから、これは確実にリピーターになってしまいます。また、機会を見つけて、これを食べるために訪れるつもりです。超有名店になったにもかかわらず、店構えは昔のままというところが、また気に入りました。秋保温泉の「さいち」と同じで、拡張などせずに続けてほしいです。


肉そばもあっという間に食べ終わり、店の外に出たところ、行列はさらに長くなっていました。この後、13時前の磐越西線に乗って会津若松に行くことにしていましたので、ぶらり喜多方散歩していましたが、いくつか見つけたラーメン店はやっているのかいないのかもわからないくらいに閑散としていて、喜多方ラーメンで町おこしをしていることが、はたして今後も大丈夫なのかと勝手な不安を感じつつ、観光シーズンになれば必然的に混み合うのだろうと勝手に納得しながら、他に見るところもあまりなかったので、喜多方駅にのろのろ向かって歩き、駅に辿り付いて30分以上待ちましたが、電車に乗って会津若松駅に向かいました。
