供養願文
こんな時だからこそ、藤原清衡が詠んだ中尊寺建立供養願文をまた送ります。
この鐘の音は 世界のあらゆるところに響き渡り
苦しみを取り去り 楽を与え
生きるものすべてにあまねく平等に響く
官軍の兵に限らず 蝦夷の兵によらず
古来より多くの者の命が失われた
それだけではない 毛を持つ獣 羽ばたく鳥
鱗を持つ魚も 数限りなく殺されて来た
命あるものたちの御霊は 今あの世に消え去ったが
朽ちた骨はいまでも奥州の土塊となっている
この鐘を打ち鳴らすたびに
罪もなく命を奪われしものたちの御霊を慰め
極楽浄土に導きますように
争いごとがなくなる世の中は永遠に来ないのでしょうか?
