バレー、卓球、テニス、・・・

バレー、卓球、テニス、・・・

 青葉山キャンパスは、東日本大震災で甚大な被害を受けて、その後、建物を建て替え、生協のある中央部分をきれいにして、中央を縦断する道路の歩道を拡張整備して、地下鉄もできて、いまはたいへんきれいで便利になりました。その中で、機械系の建物は、幸い倒壊せず建て替えを免れたため、いまとなっては最も古い建物になっています。それでも建物周辺は、新たな実験棟や駐車場などが整備され、きれいになりましたが、失われたものも多くあります。私が学生だった頃は、3つの学科にそれぞれ、テニスコートがあり、また、バレーコート、ソフトボールができるスペースなどもありました。重ねて、卓球場をありました。これらを利用して、毎年、研究室対抗の、バレーボール、卓球、テニス、ソフトボール大会などがあり、のちにバスケット、サッカーなども加わりました。工明会運動会については先に紹介しましたが、なんやかんかとスポーツが盛んだったわけです。

 特にバレーボールは、学生だけでなく、教官や技官なども参加する恒例のイベントでした。長年参加しているI技官は熟練サーブを毎年披露していました。我々の研究室も毎回参加していたのですが、常連が参加している研究室には勝つことができず、第3位が最高の成績でした。それでも、バスケットが始まった初回の大会では、私も経験者でしたので、見事に優勝しています。そのときの、賞状はいまでも研究室の物置場所にたしかあるはずです。残念ながら、バレーコート、テニスコート、ソフトボール場は、いまは駐車場や建物になってしまい、現在あるのはテニスコートが1面と、卓球場?だけです。また、学科対抗のイベントもすべてなくなりました。いまは敷地内でスポーツをやっていること自体、少し後ろめたい気分にさせられる雰囲気があります。幸い、代わりに照明付きの立派なグラウンドができましたので、スポーツが好きな学生はそちらを利用しているようです。また、歩道が拡張されたおかげで、ジョギングなどをする学生も見受けられます。いまはどうか知りませんが、昔他学科のS先生は、毎年開催されている大学主催の駅伝に参加させるため、研究室学生は駅伝のため、結構真剣に練習していました。また、S先生の講義では、駅伝に参加すれば単位がもらえる?というまことしやかな噂もありました。いまですと、学生による授業評価がありますので、間違いなく指摘されてしまうでしょうね。