ジブリと花巻市博物館
おまけになりますが、宮沢賢治記念館を訪れた際に、「アニメージュとジブリ展」という特別展が、近くにある花巻市博物館で開催されていましたので、常設展を見るついで?に見てきました。ついでという割には、ジブリ展の方が、1800円と格段に高い入場料でした。共通券で宮沢賢治記念館と花巻市博物館に入館できたのですが、別途購入しました。ちなみに、ジブリ展の入場券を買えば、常設展も見れたことから、入場料を二重払い?したような感覚で、入館しました。アニメージュには全然興味がないのですが、ジブリ映画は私もみなさんと同じく大ファンです。宮崎駿のアニメ映画はほとんど見ています。
宮崎映画といえば、キャラクターの女の子がまず思い浮かびますが、ユニークな飛行機がたくさん出て来るのもご存じかと思います。たまたま、Googleで検索していたら、一族が宮崎航空興学という航空機の部品を製作していたことを知りました。戦時中は零戦の部品も造っていたようです。その辺が影響しているのでしょうか。展示会場には、「天空のラピュラ」に出てきたようなプロペラがたくさん着いた飛行船の大型模型が展示されていました。飛行船に付いている窓の数からして、こんなもん飛ぶわけないだろう、と思った人は、あまり夢のない人かもしれません。ジブリ映画といえば、やはり、「風の谷のナウシカ」です。私も何回見たか忘れましたが、いつ見ても感動します。ナウシカとオウムが描かれた大きなデザインポスターが1枚貼ってありました。他にもたくさん、これまで上映されたアニメのポスターがたくさんありました。
以前、自宅のPCの張り紙に、ジブリから無償で提供された場面写真の一枚を貼り付けていたこともありました。ナウシカではないですが、「千と千尋の神隠し」で、千尋とカオナシが電車に乗って海辺を走っている場面です。いまはANNO1800の一場面に差し替えられていますが。
さて、ついでに寄った感じの花巻市博物館ですが、常設展も見てみました。こちらは人も少なく、がらっとしていましたが、花巻の歴史が縄文時代から紹介されていました。他と同じく、縄文時代の土器や勾玉の首飾りが見つかっています。これらより、5,6千年前から東北地方の広範囲に渡って交易があり、共通の文化や風土を形成していたことが示唆されます。