お金を栽培する植民地処世術について日本人再考

お金を栽培する植民地

 つい昨日、岸田さんだったか財務大臣だったか、防衛費増額のため増税したいとか言っていましたが、今回の記事はそれにベストタイミングです。

 日本は太平洋戦争敗戦後から、G○Qの作った日本国憲法に忠実に今日までやってきました。象徴としての天皇、戦争の放棄、基本的人権の尊重。世界に誇れる憲法です。G○Qさんありがとう。でも最近、G○Qさんのご子孫は日本国憲法にそぐわないことを要求してきていませんか?憲法改正しろと言ったり、防衛費を増額しろといったり、治験中のワ○チンを強○的に打たせたり。皇室を○そうとしていませんか?日本を戦争に○きこもうとしていませんか?基本的人権を剥奪しようとしていませんか?薄々みなさん気がついていますよね。最近、理不尽なことや理屈が通らないことがまかり通っていることを。小栗忠順がいない石原莞爾がいない。日本ではもう命を懸けて物言う人はいない? 物を言うと、〇される。〇されて、みんないなくなった。新型コロナワクチン接種と死亡事例の因果関係を考える」勉強会の動画を見ていて、ワ〇チン接種後に旦那さんが亡くなってしまった二人の遺族の女性がその怒りを厚生労働省の役人にぶつけていました。京都大学名誉教授の福島先生も激怒して、厚生労働省役人の接種率を早く調べろと問い詰めていました。それらの怒りがヒシヒシと伝わってきましたが、それと同時に責められている役人が回答しているのを見ていて、まだ若そうな官僚だと思いますが、胃に穴が開かないかしらと心配してしまいました。エリート道を進み、国家公務員試験に合格して、厚生労働省に入省した、まさに超エリート(上級国民?)でしょうか。いずれ、天下りして製〇会社の取〇役にでも就任しようと夢見ているのでしょうか。それまでは決して死んではならない、ここを耐え忍べば、あとは楽園だと思っているのでしょうか。

 スペイン、ポルトガル、オランダ、イギリス、フランス、ドイツ、そしてアメリカ、ロシアなど西洋国家が、15世紀の大航海時代から第二次世界大戦前まで、南米やらアフリカやら東南アジアやらを次々と植民地化しました。原住民を教育して近代化した形跡はありません。資源を搾取して、原住民は単一農作物を栽培するプランテーションなどで働く奴隷にされていました。そしてさらに、東アジアにまで手を伸ばし、支那、モンゴル、満州、朝鮮、そして日本がそれに巻き込まれていきます。日本もその一味だろうと思う方もいるでしょう。でも、日本がおかしくなったのは、ペリーが来航してからです。その前にも、キリスト教布教を名目に、日本を植民地にしようとスペイン?ポルトガル?から来られた方がおりましたが、それを察した豊臣秀吉と徳川家康が、朝鮮出兵やキリシタン禁止令を出して食い止めました。これら二人がキリシタンを弾圧していたと、いまの日本の歴史では教えられています。江戸時代、日本は鎖国していたと歴史では教えていますが、実は長崎の出島だけでなく日本の主な港から、オランダだけでなく西洋諸国が「密」貿易していたこともわかっています。そしてペリーがやってきて、ハリスがやってきて、不平等通商条約を結ばせて、偽レートで銀を搾取して、東インド会社でアヘン貿易していたジャーディン・マセソンが横浜に貿易会社を設立して、銀行を設立して、武器商人のグラバーがお金を薩長に貸してそのお金で武器を買わせ、そのパシリに坂〇〇馬を使って、その武器で戊辰戦争を起こして、江戸幕府が倒れて、明治になって、富国強兵で、戦乱の世に突入して(されられて)いって、挙句の果てに太平洋戦争に突入して敗戦して、G〇Qに間接統治されて、今日に至っています。何それ?歴史で教えられていたのと、全然違うではないか、と思うでしょうね。念のため真偽についてはみなさん自ら調べてください。

 奴隷を扱うのに、支配者側に理屈などいりませんね。強いものが金と力で弱いものをねじ伏せるだけです。産業革命で蒸気機関を発明して、蒸気船が造れるようになり、強力な大砲や機関銃が造れるようになれば、人は使ってみたくなります。火縄銃や刀では相手になりません。弱い国を一方的に侵略できます。アヘン戦争がそうであり、また日本でも戊辰戦争がそうでした。戊辰戦争で使用した武器は薩長がグラバーから買った西洋の最新式武器でしょう。二本松と会津で起きた悲劇については以前書きました。金と力で相手をねじ伏せて、奴隷にして、働かせて、その収入でおいしい物を食べていた西洋の国々ですが、植民地にされていた東南アジアの国々を日本軍が大東亜戦争で開放してしまったために、ヨーロッパの列強はみんな貧乏になってしまいました。特にオランダなどはいまでも日本を恨んでいるようです。ところで、大東亜戦争と太平洋戦争と第二次世界大戦はほぼ同じですが、私は使い分けています。主たる戦域と目的が違います。第二次世界大戦は主にヨーロッパの対ドイツ戦争です。太平洋戦争は日本とアメリカの戦争です。大東亜戦争と呼んでいるのは、日本が東南アジアを解放した戦争を指しています。日本は太平洋戦争で敗戦しましたが、実は東南アジアの国々にすれば、日本は大東亜戦争で勝利したといまでも思っています。なぜならば、植民地支配されていた自国を開放してくれたからです。そんな日本ですから、戦後、憎しみ百倍、こんな国は滅ぼしてしまえと、戦勝国は思ったことでしょう。

 8割以上の人がワ○チンを接種して、9割以上の方がマ○クをして、さらに感○者数が世界一。理屈の通用しないことがまかり通っている今の日本。1990年前半のバブル崩壊から、日本人の賃金はほとんど上がっていません。なぜでしょうか?日本はアメリカの国債を大量に買っています。世界最大の保有国です。貸した物は返してもらうものですが、アメリカは返えす気などさらさらないでしょう。たぶん、借りた物とは思っていないでしょう。東南アジアの国々では、植民地化されて、単一農作物を栽培するため奴隷にされました。その儲けはみんな搾取されました。実は、日本はいま、「お金という農作物」を栽培させられています。そして、その儲けが株式や税金などの形で搾取されています。お気づきですか?日本はいま、お金を栽培させられて、得体の知れない「ゴミのような」物を売りつけられている植民地なのです。ミツバチのように、せっせとお金を銀行に貯めて、銀行は貯まったお金で国債を買って、国債を売ったお金で、米国債を買って、支払った税金で、大量のワ○チンを買って、武器を買って、企業が儲けたお金が、株式の配当として吸い取られて、SNSのサブスクで吸い取られて、みーーんなお金が吸い取られています。その吸い取られたお金で、日本の土地が買われて、企業が買われて、政治家が買われて、役人が買われて、言いなりになって、さらに日本を売っています。「日本ミツバチ」がせっせと真面目に貯めた「蜜ろう」がごっそりと盗まれているとしたら、どうでしょう?これを植民地と言わずして、何民地?

 最後に、今年に入って、毎週土曜日に少し長文の記事を書いてきましたが、もともと本を出版するのが目的でしたので、ほぼ目標の分量に達しました。これから編集作業に入る予定です(あくまで予定)。来週からはしばらく、土曜日の投稿は不定期になるかもしれませんので、私の記事を楽しみにしている人がいるかどうかすら知りませんが、前もってお伝えします。