人生について趣味と勉強1年間使わないものは一生使わない

1年間使わないものは一生使わない

 整理整頓が苦手な学生がいます。机の上が本やら物やらで散らかっている学生は、自宅も間違いなく散らかっています。自分の頭の中を可視化している状態かもしれませんね。整理整頓の仕方についての書物も以前いくつか読んだことがありますが、そのとき知った極めて簡単な方法の一つをいま実践していることがあります。物で一番困るのは、必要かそうでないか判断に困る物です。必要と思われるものは、書類ならばファイルリングしておけばいいですし、必要ないものは捨てればいいだけです。ところが、たとえば捨てる判断まで至らない書類とかで、既存のファイルリングにも当てはまらないものがあります。あとで見るかもしれないと、とりあえず捨てずにどこかにしまっておきませんか?

 私はそのような書類は、1か所にただ積み重ねておきます。物でしたらば、一つの段ボール箱に入れておきます。無理にファイリングすると結局どこに入れたかもわからなくなります。その積み重ねておいた書類や物は1年後に(山になったら)まとめて捨てます。これまでに書類の山から必要な書類を探したことはほぼ皆無です(20年くらいの間で2,3回あったかもしれませんが)。たぶんファイリングした書類も、ほとんどアクセスしないか、場所だけ取っていたりしませんか?誰かがすでに持っているあまり使わない書類は、極力捨てることにして、必要になった場合には借りることにしています。最近幸いなのは、書類もほとんど電子ファイルになりましたので、PC上で検索するのはたいへん楽です。これから紙媒体もどんどん減ってくるとは思いますが、古い書籍とかほとんど見ないものが本棚に飾ってありませんか?まさに飾りと化してしまいます。中には部屋のインテリアの一部として置いている方もおられるとは思います。そのように目的がある場合を除いては、ただ場所をとっているだけですので、捨てた方がすっきりすると思いますが、いかがでしょう?