俯瞰力について日本人再考洗脳

この4年間

 この4年間に、ここで書いたコラム記事をまとめて、4冊の本を出版しました。書くのが好きなので、気が付いたらそうなっていました。でも一応、対象とする読者を想定しています。最初の3冊は日本人の若者、特に学生です。4冊目は、仙台に興味がある方ならどなたでもという内容です。私は学生相手の商売をしていることもあり、最近、うつや引きこもりになる学生がいるので、どうしてそうなるかが知りたくて、いろいろ本を読みました。その結果、いろんなことを学びました。でも、私が学んでも必要とする人には何も還元されません。そこで、少しでも情報を提供しようと、得られた知識をブログ形式で書き続けました。そしてそれをまとめて本にもしました。うつや引きこもりになってしまったら、もう手遅れかもしれませんが、その気(け)があると自覚した人には、そうなる前に予防する効果的な日常の生活習慣をいくつか紹介しています。

 いろんな本を読むにつれて、もっと本質的、根源的な日本人像、そして本来の生き方や、思想や信仰の起源についても見えてきました。そして、なぜ今このような世の中そして日本になってしまったのか、についてもこの4年間で知るに至りました。それらについても3冊の本には書きました。そして、最終的に、ある最も重要な一つのことに、気が付いてしまいました。結構、衝撃的なことでした。それは、日本の戦後から約80年続いています。あいにく、まだほとんどの日本人が気が付いていないかもしれません。でも、みなさんすでに知っている事実です。それは、少子化です。結果的に少子化に繋がっています。一つのことではありません。ほぼすべての事象が少子化に繋がっています。自然にそうなっているのならば仕方ありませんが、ほぼすべてが明らかに意図的なことです。何なのか?それは日常的に普通に受け入れていることです。ただし、それらについて、いまここでは深く触れません。

 5,6年前までは、研究にしか興味がない、「無知の知」を地で行くような一大学教員でした。でもこの4年間で、私の生き方、考え方、思想が一変しました。みなさんも、この4年間を振り返ってみてください。何があったか覚えていますか? 象徴することは、コロナ感染とワクチン接種です。これについても、いろいろ情報収集しました。それらは、「自分の命は自分で守る」というカテゴリーに入っています。これらもまとめれば1冊の本になります。でも、内容が内容だけにしていません。今後もする予定はありません。2022年8月から書き始めた記事をまとめたカテゴリーです(裏カテゴリーは別名)。みなさん、その頃、何を思っていましたか? その頃、もし私が書いていたものを読んでいたら、私のことをどう思ったでしょう? 

 でも、決していい加減なことは書いていません。エビデンスが確認できることだけを書きました。それは、受動的には決して得られるものではありませんでした。マスメディアやネットだけに頼った情報収集では、そのような視点には決してならなかったでしょう。書籍に記されている情報にたくさん触れていたからこそ、その視点でネットも検索できました。ちなみに何度も書いていますが、いまはテレビ、新聞などマスメディアはほどんど見ませんし、読みません。ただし、彼を知るため、敢えて覗くことはあります(彼を知り己を知れば百戦殆からず:孫武)。なぜならば、偏向報道(プロパガンダ)するのがこれらの目的だと気が付いたからです。みなさんも、さすがにそれについてはいま、お気づきではないですか?

 いま日本が置かれている状況は、言うならば、「ゆでガエル」だと思っています。私はもう先が長くないので、それが顕在化した頃にはこの世にいませんが、たぶん若い人たちが2050年になる頃には間違いなく顕在化しています。というよりは、すでに最終段階に来ているかもしれません。当然、その途中でみなさんが気が付けば、たぶんきっと良い未来が来ることでしょう。でもこのまま気が付かないでいると、最悪の場合が想像されます。それは、日本が消滅するということです。何処かの国の1州もしくは1省になっているかもしれませんし、気が付いたらどこかの国自体になっているかもしれません。少子化(日本民族減少)させている意図的な多くの行為の最終目的は、これである、と私は気が付くに至りました。